【Berwick】7ヶ月間に及ぶ戦いの記録
昨年12月に買ったBerwickは、履き始めて20分ほどで踵に激痛が走るくらい靴擦れがひどかったのですが、
7ヶ月目にしてようやく丸一日履き続けられるようになりました。
お気に入りの靴なのに靴擦れに苦しめられて心が折れそうになっている方はいると思います。
でも短い時間から根気よく履き続けてれば、必ず足に馴染む日が来るはずです。
この記事では靴擦れが収まるまでの実体験を書いたので、参考になれば嬉しいです。
7ヶ月目の革靴の状態
まずは、7か月経過時点の革靴の状態です。
7ヶ月経過時
購入時
写真では分かりにくいですが、購入時は全体がほっそりとしていたのが、現在では革が伸びて幅が太くなりました。
また、足の指の付け根部分に横ジワも入りました。
次に、丸一日履けるようになるまでの私とBerwickの戦いの経過を書いてみます。
戦いの記録
出会い ~憧れのBerwickに一目惚れ~
老舗の靴専門店にふらっと立ち寄ったところ、Berwickを発見し即購入。
店主にもばっちりサイズを見てもらった。ニコニコで帰宅。
1ヶ月目 ~試練の始まり~
わずか20分で靴擦れが発生し踵が死亡。
帰宅後はグッドイヤーウェルトの靴擦れについてめっちゃ調べました。
中には足の形がどうしても合わず、泣く泣く捨てたという話もあり、、
もしかしたらこの靴とは一生分かり合えない運命なのかも、、と心細くなりながら長い戦いの始まりです。
3ヶ月目 ~なかなかその手を緩めないBerwickさん~
依然として激痛は発生。
ただ、1時間くらいは履けるように。
履くたびに踵が大ダメージを受けるので、月2〜3回くらいしか履けません。
それでも近くのスーパーに行く時や、軽く散歩をする時を見計らって進んで激痛を受け入れていきます。
ドMにならなければこの靴とは仲良くなれない。もはや修行です。
でもいつか分かり合える日が来ると信じて。
……本当に靴擦れなく履ける日が来るんだろうか。。
5ヶ月目 ~少しずつ変化が…~
職場の異動により自転車通勤からバス通勤になり、しばらく通勤用の靴として履くことに。
靴擦れはだいぶマシになり、職場から自宅までの往復1時間程度なら問題がないくらいになりました。
ただ、一日中履くにはまだ早いかなー。
履く頻度は月2〜3回から週2〜3回程度まで増えました。
履く時間が短いのでダメージが少なく、慣らすにはちょうど良い。
以前に比べると、履ける時間がだいぶ伸びてきたので自信がついてきました。
6ヶ月目 ~自分の足に馴染んできた感触~
初めて午前中履き続けられました。
頻度は週1回くらいに落としました。長い時間履くようになったからです。
他の革靴と比べて足のフィット感が違うことに気がついたのもこの時期です。
踵周りががっちりと固定され、歩くと靴が足についてくるような感触があります。
これまでの足と靴がケンカするようなゴツゴツした感触から、ぴたっと馴染んできたのがはっきりと分かるようになってきました。
7ヶ月目 ~ついに丸一日履き続けることに成功~
ようやくこの日が来た!泣
一日中履いていてもなんとか過ごせるくらいになりました。
履き下ろし直後は、あまりの痛さに挫折しそうになったことが何度もありましたが、諦めず履き続けてきてよかったです。
今後の目標
今後はさらに足馴染みを深めていき、「もはや足の一部」の境地を目指していきたいです。
踵の痛みと、足全体の疲労感が完全になくなったわけではないので、馴染ませる余地はまだあると思います。
今後、どのような変化をもたらしてくれるのかが楽しみです。
購入前に店員に見てもらうことは必須
革靴好きにとって靴擦れに悩まされるのは仕方のないことです。
その悩みを最小限にとどめるためにも、靴選びの段階でサイズを合わせるのはとても重要なことだと感じました。
革靴を買うときは、店員にしっかり見てもらうことをお勧めします。
靴擦れの痛みに泣きそうになりながらも、我慢して乗り越えられれば、必ず深い愛着が生まれるはずです。
そうして履けば履くほど思い入れが強まっていくのが革靴の醍醐味ですよね。
お気に入りの一足を育てて楽しい革靴ライフを。