株価の変動をよそに。平穏な投資生活。
先週の株価の急激な下がり方はすごかったですね。
マネーフォワードでリスク資産の状況を確認すると、評価額は軒並みマイナスになりました。
先週だけで賞与1回分くらいは溶けたんだぜ。ハハハ。
私がインデックス投資を始めたのが4年ほど前。
なので、今回の急落は初めての経験です。
ですが、心配していたほどにお金のことが気になっていません。
今までどおりのほほんと暮らしています。笑
毎月の積み立てもつつがなく続行中。
つい先日も楽天カード決済で投信積み立てが実行されたはずなのだ。
株価の変動があっても設定されたとおりに淡々と積み立てる。
というか、私にはこれしかできないんです。
ちなみに、現在積み立て設定している銘柄は以下のとおりです。
・野村つみたて外国株投信(つみたてNISA)
・eMAXIS Slim先進国株式
・eMAXIS Slim国内株式
・たわらノーロード先進国株式(iDeCo)
4年間にわたる積み立て投資の結果として、相場の値動きに応じて月収ほどの金額がふつうに変動するようになってきました。
ただ、今後も積み立てを続けていくと、その変動額が半年分の収入、1年分の年収、年収〇年分とどんどん大きくなっていくことでしょう。
「働いて取り戻せばいいや」で済む規模ではなくなってくるわけですね。
そこで損失が怖くなって市場から撤退してしまっては、長年積み立て続けてきた意味が一瞬にして失われてしまいます。
そうならないためにも、逐一自分の投資状況を点検しておく必要がある。
他の方からしたら全然大した額ではないだろうけど、
わたし的には賞与1回分の変動はとても大きかったと感じています。
(だって賞与が振り込まれるとすぐに次の賞与のことを考えるよね。私だけではないはず。)
それでも今のところは心穏やかに過ごすことができています。
そのささやかな成功?体験として文字に起こすことで整理したくなったのでした。
結論を先に挙げると、
・投資の目的→「老後の資産形成」
・無リスク資産の準備
・世界に分散投資
基本中の基本。目新しさのかけらもない笑。
でも、これらがしっかり守れているので平穏な投資生活を続けられているのだと思います。
◆投資の目的→老後の資産形成
投資を続けている究極の目的は老後の資産形成にあります。
これを具体的にイメージするためにも、どのような老後生活は避けたいかという視点から考えてみたことがありました。
今の私の想像力では「こんな風に老後を暮らしたい!」という明確なイメージが持てません。
まだまだ先のことだし。
というか20代のうちから老後のイメージが具体的にあるのもなんか悲しい気がしませんか笑。
私にとっては「こんな風にはなりたくない」と想像する方が簡単でした。
「老後破産」とかネットで調べればリアリティあふれる話はいくらでも探せますよね。
こういうわけで実際に資産を取り崩し始める時期、いわば損益を本格的に気にするタイミングは、30年以上先の話になります。
そうすると、目下の増減なんてものは全くと言っていいほど意味を持たない。
一喜一憂しても仕方がないわけです。
…といいつつ、毎日マネーフォワードで値動きを確認しているわたし。
やっぱり気になるものはどうしても気になるんですよね笑。
でも「売りだ!買いだ」と実際に行動に移したことはこれまで一度もないなあ。
それは30年以上という超長期間の中で、今日という1日が与える影響なんてものは誤差レベル、と割り切っているからなのかもしれません。
だから、いくら損益が発生していても今は対岸の火事という感じです。
◆無リスク資産が準備されている
私はリスク資産を全額株式に充て、無リスク資産の現金でリスクを調整しています。
債券は買っていません。
現状、リスク資産と無リスク資産の比率は6:4くらい。
リスク資産がやや多めです。
それでもクッション役として無リスク資産の量は十分であると考えています。
また、それとは別に生活防衛資金があります。
安心してお金を投資に振り分けられているのは、家計簿で支出を管理できていることが大きいです。
私の場合、半分近くが交際費を占めていますが毎月の支出は15万円程度。
これを基準にして「無収入になってもあと何か月は生きられるな」というざっくりとした見通しが立てられます。
これがあるのとないのとでは安心感が全然違う。
そしてこの安心感は、粛々と積み立て続けていくために必要不可欠なもの。
市場に動揺が走ったとしても、感情の波をせき止める役割を果たしてくれるはずです。
◆世界に分散投資
資産の取り崩しを考え始める30年後にどの国・地域が発展しているかなんて私には全く分かりません。
だから、どこが発展してもその恩恵にあずかれるように世界中に分散投資をしています。
そうすると、もはや投資先を考える必要がなくなります。
変更したくても他の投資対象がないのです。
とはいえ、ファンドの乗り換えは可能性としてあります。
私たち個人投資家がコントロールできることはコスト面と言われますよね。
でも、私が選んだファンドは最安でないにしてもコストとしては十分低い(と思う)。
乗り換える際は解約のコスト(税金)を避けるために、売却の時期を見計らう必要があるでしょう。
これが正直面倒なのでやる気になれないのです笑。
ある程度コストが安いとされ安定した運用という定評のあるファンドを選びさえすれば、あとはじっくり寝かせておけば良いんだ。
あとは果報は寝て待ての精神でのんびりとやっていこう。
◆まとめ
・投資の目的は「老後の資産形成」
・無リスク資産の準備
・世界に分散投資
この3点は今後も投資を続けていくための肝となっています。
今は下落に多少の歯止めがかかっているようですが、今後ことは全く分かりません。
そもそも経済のような難しいことはわたしにゃ理解できんのだ。
相場が読めない者は初めに決めたルールに従って愚直に積み立て続けるのみです。
まだまだ先は長いのでゆるーくやっていけたらいいなあ。