こけろうの節約&長期投資ブログ

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20代独身一人暮らし。インデックス投資をやっていますが、基本ほったらかしなので趣味や考えたことの投稿がメインになっています。

いったん投資の目的を再確認しようか

久しぶりに投資関連の投稿です。

 

改めて自分の投資スタイルを振り返ってみることにしました。

 

というのも、最近Twitterなどでいろいろな情報を目にするたびに「自分のやり方は間違っているのではないか」「あのやり方の方がいいのかな」など、心の中のざわつきが止まらないからです。もうブレブレです。

 

今後も長期投資を続けていくとするならば、途中で市場から撤退することだけは絶対に避けなければなりません。

そのためには、自分自身が納得していて、かつ無理なく続けられる方法をとる必要があると考えます。

 

そもそも、何のために投資をしているのかという原点を再確認しておかないと、また同じ悩みに囚われかねない。

 

ですので、今回は投資の目的を整理します。

(本当は他のこともまとめて書くつもりだったけど、目的だけで結構な量になってしまった。) 

 

◆投資の目的は?

老後の資金作りのためです。

これは社会人になり投資を始めたときから変わっていません。

 

老後といっても何十年も先のことなので、その頃どういう状況になっているかは分かりません。

ただ、いま想像できる範囲で老後はどんな風に過ごしたいかというと、

 

「生活のために働く必要がない」

 

という状態がひとまず浮かびました。

 

私が一番辛いと思ったのは、「資産が途中で枯渇しまた働き始めてお金を稼がなければならない」ということです。

 

ここで、高齢のリスクを挙げてみると、

 

・病気やケガ

・就職が不利

・就職後、長い時間働くことが難しそう

 

などが考えられます。

 

・病気やケガのリスク

 身体に悪いところがあれば、その分医療費が生活を圧迫します。お金がかかるだけでなく、やりたいことも制限されてしまう。

でもこれは今から考えてもしょうがないことかなと思います。病気になるときはなるしケガをするときはするんだ。

ですが、病気やケガになった時の備えは今からでもできるはずです。今回はそれを焦点にしています。

 

・就職が不利

 定年以上の高齢者は新たに雇わないという会社は多いです。

私は仕事で求人を見たり会社の人事担当者と話をする機会があるのですが、

会社側には、高齢というだけで病気のリスクや労働能力が低いなどの懸念が一定程度あります。

組織の年齢構成のバランスや若返りを図るためにも、できれば若い人に来てほしいという思うのは仕方がないのかなと思います。

 

ただ、これは一般論として考えた場合のことですので、高齢者=使えないというわけではもちろんありません。

健康寿命がどんどん延びてまだまだ働ける高齢者はたくさんいるし、一方で少子化が進んで労働人口はますます減っていくでしょうから意欲のある方はぜひ活躍いただきたい。

また同時に、それを実現できる社会になればいいなとも思います。

国は70歳まで働き続けられるように法整備に動いていますし。

 

 

・就職後、長い時間を働くことは難しい

どういう職に就くかにもよりますが、「高齢者歓迎」とされている求人の多くは雇用形態がパートの時給制です。

 

そのため、労働時間の長さが収入に直結します。

 

私が一番しんどいと感じるのはここです。

「辛い身体に鞭打って明日からまた仕事へ。でも収入は決して多くない。足りない分は生活を切り詰めて、、」

 

時給が高ければ働く時間を短く抑えることもできるでしょうが、それには専門性の高いスキルが求められる。

現役時代にスキルを高めることは老後生活にもつながります。

 

 

以上、高齢と収入の関係を整理してみました。

だいぶ悲観的な見方をしている気がしますが、想定はやりすぎなくらいの方が良いでしょう。

 

とはいえ、「働くことがどうしても嫌だ」というわけではありません。 

 

「働くことを余儀なくされる」ということを避けたいのです。

 

健康でいられて、家にいてもやることがないから働きたいなーと思えるのであれば、賃金が低かったとしても喜んで働きたい。

実際に、働いて人とのつながりを持っていたという声は多く聞きます。

 

けど、それには生活の基盤となる資産が十分にあるということが前提になります。

その基盤作りのために、私はインデックス投資で毎月積み立てを始めたのでした。

 

 大げさな言い方をすれば、老後生活における自由を確保しておきたいということです。

「数日程度なら働きたい」と思うこともやりたいことの一つになりますよね。

 

仮に老後生活に入り、蓋を開けてみたら資産が足りないという事態に陥ったとしたら、その時はもう働くしかない。

それでも、リタイアまでの数十年をかけて投資しているのとしないのとでは、結果に大きな差が生じることは間違いないでしょう。

多少なりとも余裕資産があれば、むやみに絶望することなく今後どうすればいいのかを考えやすくなるのではないかと思います。

 

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「老後2000万円問題」が話題となりましたが、実際に私がリタイアする頃に準備しておくべきお金がどれくらいなのかははっきり分かりません。

 

家族がいるのか

自分は健康なのか

リタイア時にはどんな職に就いていたのか

 

など、その時の状況に大きくかかわることだからです。

 

そのため、現時点で明確な目標金額を掲げていません。

それでも、金融庁の報告書の2000万円というのは、ひとつの目安になりました。

 

ただ、確かなことは将来的に「年金は減り、足りない分は自分で何とかしなければならない」ということ。

 

通常、まとまった資産というものは一朝一夕にできるものではない。

高給取りでもなく、株の目利きができるわけでもない私に何があるかと言えば、

 

「リタイアまでの時間」と「毎月の収入」

 

です。

 

毎月の投資額は数万円程度ですが、たっぷり時間をかければ資産と言えるほどの金額になるはず。

少なくとも預金よりはリターンが見込めると思います。

 

というわけで、今後も老後資金を念頭にのんびり投資を続けていこうと思ったのでありました。

今できることを精一杯やっておこうという感じです。

 

 

さて、投資の目的が整理されたところで、次回は冒頭にあった最近の悩みについて書いてみます。

 

具体的にはインカムゲインについてです。

定期的に配当収入が手に入るのってとても魅力的ですよね。

 

インデックスと平行してインカムを目的とした投資も行っていくべきか(というか、自分に実現可能なのか)

を文字に起こしながら考えてみたいと思います。