こけろうの節約&長期投資ブログ

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20代独身一人暮らし。インデックス投資をやっていますが、基本ほったらかしなので趣味や考えたことの投稿がメインになっています。

仕事選びの理由って大事だよね

みなさんは現在のお仕事にどんな思いがあって就かれましたか。

年齢や経験にもよるので人それぞれ全く違う事情があることでしょう

なぜその職場で働きたいと思うようになったのかという志望動機は、面接で必ず訊かれるものです。

その質問に対するはっきりとした答えを持っていた方が、会社から採用されやすくなるでしょうし、また採用された後も長く働き続けることができるんだろうなあと感じたというお話です。

 

 

先日、久しぶりに地元の友人たちと飲み会をしたときのことです。

 

ある友人は最近仕事をやめて現在求職中とのこと。

前職は1年半ほど勤めて会社の先輩と合わないとの理由で退職し、現在も一人暮らし。なので経済的に余裕はなく、早く家賃を支払う目途を立てなければまずいと言っていました。

 

転職活動の様子を聞いてみると、転職サイトやハローワークの求人を随時チェックしているそうです。

近日中には、ある会社の面接に行くことも決まっているようでした。

 

一見、順調に進んでいるように見えますが、なぜその仕事がいいと思ったのかや前職の仕事ぶり等をそれとなく聞いてみると本当に大丈夫か?と思わざるを得ませんでした。

 

例えば、志望の就職先は飲食業界だそうです。それ自体はいいのですが、飲食業界は拘束時間が長いことやシフト制であることが多いため、休みの計画も立てにくいと聞きます。

しかし、彼の話を聞いているとガツガツ仕事をするよりはプライベートを優先したいと言っておる。そういえば、彼は前職に就職したときに「土日休みで残業もない。超ホワイト企業に就職したわ」と自慢していたような。だから、飲食業界と聞いてピンときませんでした。

 

彼の話を聞いていたほかの友人は、仕事を通じて何がしたいのかを彼に訊きました。

すると、彼の回答は「人の役に立つ仕事がしたい」と。

そして、それ以上具体的な話は出ませんでした。

 

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私たちは、フルタイムの仕事であれば8時間働きます。これは1日のうちの3分の1の時間です。睡眠時間が8時間とすれば、食事や入浴や休息等は残りの8時間で行う必要があります。

国が働き方改革を叫んでいますが、長時間の残業がある業界もまだまだあるでしょう。すると、仕事の時間はもっと大きな割合を占めるようになる。

 

このように改めて考えてみると、仕事をする時間って生きていく中でもかなり比重が大きいと感じます。しかも、それによって収入を得ているわけだから、働くことは生きていくことの根幹をなしていると言っても過言ではないと思います。

 

だからこそ、仕事選びは真剣に考える必要があると思うのです。なんとなく就職し、自分に合わない業務や人間関係のストレスを抱えながら1日の大半を過ごすのでは、長続きしないのは当然でしょう。

 

人によって仕事に求めることはそれぞれです。給料の高さを重視する人もいれば、ワークライフバランスの取れた職場を希望する人もいます。社会的地位が高いから希望するということもあるでしょう。私は、このような理由ひとつひとつに優劣はないと考えています。

 

重要なのは、自身がその業種を希望する理由が明確になっているかどうかです。

そこが明確になっていないと、いい仕事ができないと思うし、壁にぶつかったときにそれを乗り越えることができないのではないかと思います。

 

前述の彼は、まだ自己分析が足りていないように感じました。自分の重視しているものが何なのか、それが分かっていない。友人たちからちょっと具体的な質問をされても、まともに取り合わず「今は人手不足だから何とかなるっしょ」という感じでした。

 

彼は就職することがゴールのように考えているのかもしれません。しかし、実際は就職してからがスタートです。私も含めて、ほかの友人たちも同じように考えてましたから、どこか他人事のような彼を周りの人は心配するのでした。

とはいえ、あまり突っ込んで話をしすぎるのも良くないでしょう。あとは本人がそのことに気が付くのを信じて見守るのがいいのかもしれません。

 

次はいつ会うことになるのか分からないけど、その時までには仕事が見つかっているといいなあと思うのでした。