こけろうの節約&長期投資ブログ

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20代独身一人暮らし。インデックス投資をやっていますが、基本ほったらかしなので趣味や考えたことの投稿がメインになっています。

ブログを始めてみて気がついたこと

最初の投稿から半月が経ちました。

毎日欠かさずというわけではないですが、何とか続いています。

 

まだ2週間程度しか経っていないのですが、それでも思うことはいろいろあったのでまとめてみようと思います。備忘的な意味で。

 

 

◆やはり文章を書くことが好きなようだ

ブログを書き始めてからまず思ったのは、これを何年も続けている人たちはすごいなぁということです。

そういう人たちも最初こそ、続けるのに苦労したんじゃないかと思います。それが次第に書くことが当たり前になっていき、生活の一部となった。ここまでくればブログの更新が習慣化したと言えます。

 

私はというと、まだ1ヶ月も経っていないので習慣化とまでは全然言えません。でも本業が他にあって、家事もこなしながらこうして文章を書き続けられているので、ひとまず自分を褒めてやろう(甘い)。まあ誰でも継続できるというわけではないだろうし。

 

書いてることは恐ろしくなるほど平凡だし、それなのに考えるのはかなり時間がかかる。それでも懲りずに続けられたのは、書くことが好きだからなんだろうなと思います。

 

書くことで自分の思いや考えを明確にできるっていうのは本当だと思います。書き進めることで新たな発見があることも。それはブログを始める前からやっていた日記をつけている時から感じていました。今もブログを更新しない時はその日の出来事ごとや考えたことを日記に簡単に書きつけています。

 

ではなぜ、日記だけではなくブログも書き始めたのか。

両者の違いは人に読まれるか否かという点にあります。

 

 

◆読者を想定することで文章の書き方が変わる

今まで私がつけていた日記は、完全に私のためだけのものです。そこにはプライベートなことがかなり詳細に書いてあるし、他人に聞かれたら誤解されかねない表現もあります。でも日記はストレス発散の一方法であったり、正直な気持ちを見つめ直したりする場としての意味を持っています。なので私にとって今も日記は必要なものなのです。

また、ある出来事に対してその時感じたことや思ったことを反芻し、そこから学んだことや今後気をつけたいことなどを書きとめておくことが多いです。

 

すると、どうしても文章がワンパターン化してきてしまう。私の場合、日記を読み返すと逆説を多用する傾向があります。また、自戒を込める文章が多くなっていき、書いていて息がつまることもある。もともと頭が固い方なのか「〜である」「〜ではないか」とか、文体も自然と固くなるんですよね苦笑。それでも良しとされるのは読者が未来の自分しかいないからです。まあ何のしがらみもなく自由に書けるのが日記のメリットではあるんですが。

 

それが読者を想定するだけでも書き方がかなり変わることを実感しています。

たとえ自分の書いた記事が一切読まれることがなかったとしても、「読まれる可能性がある」というだけで確実に意識は変わったと思います。

 

 

◆知識量の少なさと関心の幅が狭いことを痛感

文章を書くにはネタがないといけません。朝、普通に出勤して疲れて帰ってきて飯を食って寝る。そんな単調な毎日の中から、いかにネタを生み出すかという視点が自ずと生まれます。ところで、ネタになるものを見つけるには知識や関心の豊富さか鍵になってくるものと思われます。

 

例えば、投資に関心がある人は株価の上下が気になりますが、関心のない人は気にも留ません。また、料理の知識がある人はご飯を食べながらそのレシピを考えるかもしれませんが、そうでない人は、ただおいしいなと感じることでしょう。このように同じ場面にいたとしても人はそれぞれがもつ知識や関心によって全く違ったものの見方をするものです。

 

したがって、知識や関心が豊富な人ほど書ける内容が多くなりネタに困らない。

今の私はというと、残念ながら書きたいネタがポンポン出てくるというわけでない。。それは私の知識や関心が乏しいからだと思います。ネタになるものに気づかずに過ごしている。日頃いかに無反省に生きているかということを実感します。そのため少しでも気になったことや疑問に思ったことがあれば、可能な限りすぐにその場で書き留め、後で見返した時にその内容を書く材料にしています。

 

それと同時に知識・関心の幅をどんどん広げていく必要もある。

 

その一つの方法として読書は有効でしょう。読書は私たちの世界を広げてくれるものです。小説なら日常生活とは全く異なった世界の経験を疑似体験させてくれます。論説系の本なら筆者の主張はもちろん、深く幅広い知識と考え方を得られることでしょう。

最近の私は、どちらかといえば新書などの論説系が多いです。哲学的な本も好きでよく読みます。頭の中で整理しながら読み進めることが必要となってきますが、内容がさっぱり分からないことはけっこう多いです。それでも書かれている内容に必死に食らいついていくのは嫌いじゃありません。あえて難しい本を読むことで、少ない知識を総動員して自分なりの解釈を生み出すことは決して無駄ではないと思っています。作者の思考の切り口や枠組みを日常において少しでも取り入れて活用できるようにすること、それが読書をする目的の一つと言えます。

 

長くなりましたが、一見すると変わりばえのない日常も少し意識を変えるだけで考えたり書いたりする材料はたくさん転がっているのだと感じています。ただそれに気がつかないだけなんだよね。何から何まで全く同じ日というのはありません。ブログを始めてから、以前よりも何となく毎日を大切に生きられているというように感じます。