インデックス投資5年目の資産状況
約1年ぶりに自分のアセットアロケーションを確認します。
最後に確認したのは去年の2月くらいだったか。特に、今後は新型コロナの影響で株価がどうなるか分からないのでしっかり確認しておいた方がいいと思うに至りました。
◆資産配分
リスク資産と無リスク資産の比率がだいたい6:4です。
積み立て投資を初めて5年目になります。リスク資産の比率が高くなってきました。いい感じです。
ところで、私はリスク資産と無リスク資産を見るときは、比率よりも額で考えるようにしています。とくに無リスク資産の額です。リスク資産が大ダメージを受けたとしても、うろたえずにいられるほどの無リスク資産の「額」がしっかりあるかということを重視しています。
それは、資産額が大きくなっていくと比率で考えるのが不都合になると思うからです。
例えば、リスク:無リスクの比率を1:1を目標とする場合に以下のようになります。
例①【総資産500万円】
リスク資産:250万円
無リスク資産:250万円
例②【総資産3000万円】
リスク資産:1500万円
無リスク資産:1500万円
3000万円…あったらいいな(笑)。
それはともかく、例①のように総資産額が小さければ無リスク資産を用意するのはさほど大変ではないと思います。
しかし、例②のようなまとまったお金をリスク資産の積立と併せて貯め続けるのは難しいのではないでしょうか。少なくとも薄給サラリーマンの私には無理っす。
そうした収入面から見た難しさの他にも、そもそもそんなにたくさんの無リスク資産が必要なのか?ということもあります。
投資は余剰資金で行うのが鉄則ですが、必要以上の額を無リスク資産で保有しておくのは機会損失です。相場が上下しても投資を続けられるだけの「守り」となる必要額が準備できていれば、残りの部分をリスク資産に振り分けた方が投資効率は上がります。
一方、長い人生の中で見た「今」という時間に注目すると、「今」は積極的にリスクが取れる時期です。私の属性は、20代独身・職あり・資産額少ない・支出もそれほど多くない(と思う)という感じです。家族がいたり、定年までの労働期間が短い人と比べれば、リスク許容度は大きいはず。
もし結婚して子供ができたり、年を重ねていくなどの変化があったときは、またリスク許容度を見直せばいい。投資を続けていっても不安にならない程度の無リスク資産を用意できればいいわけですね。
また、比率で管理したいという場合には、定期的にリスク:無リスクの比率を変えていく方法もあります。が、私はそれが面倒で(笑)。その時の状況に合わせて適切な比率をどう判断すればいいのか。よく分かんないし、分かりにくい。
というわけで、リスク資産と無リスク資産のバランスは比率よりも無リスク資産の額で管理しています。日頃から無リスク資産の額には意識を向けているつもりですが、リスク資産の方はけっこう無頓着です(笑)。
もちろん、年齢・家族構成・収入額・生活水準などは人によってさまざま。つまり、リスク許容度も人によって違います。そのため、資産配分の考え方に絶対の正解なんてものはなく、それは自分で考えなければならないものです。これが難しいんですけどね!
そんな時、投資ブロガーさんたちの記事は本当にありがたい。自分の近い属性やそうでない人も含めていろいろな見方・考え方があって参考になります。
そして、私も曲がりなりに投資している身なのでこうして記事に書いたりしてます。需要があるかは分かりませんが、もし誰かの参考になれば嬉しいです。
◆リスク資産配分
割と無頓着といったリスク資産でありますが、完全に放置しているわけではありません。少しは気にかけてますよ!
私は世界の時価総額比率を目安に分散投資しています。つまり、国内:先進国:新興国=1:8:1です。
私のリスク資産状況を見ると、ほぼそのようになっています。いい感じです。
スポット買いはほとんどせず、毎月ひたすら定期積立をしています。
現在保有・積立している銘柄は以下のとおりです。
・野村つみたて外国株投信(つみたてNISA)
・e-MAXIS Slim 国内株
・e-MAXIS Slim 先進国株
・e-MAXIS Slim 新興国株
・たわらノーロード先進国株(iDeCo)
これらをなんとなく1:8:1になるように設定をしています。
配分は理想的ともいえる状況なので、リバランスの必要はないと思います。なので何もせずこれまで通り積み立てを継続していきます。
◆まとめ
1年前に比べて目標とする配分にとても近づいていたので良かったです。
今まで特にリバランスを意識したことはなかったのですが、今後はこの配分を維持していくことを意識していこうと思います。リバランスするかしないかは年1回確認できればいいかなあ。
ちょうど年度始めは区切りがいいので、毎年4月あたりを目安に確認することにしようと思います。忙しければ6月とか12月にずらせばいいでしょう。何事も無理なく続けていけたらいいですね。