投資信託の選び方
前回は毎月の投資額をどのようにして決めたかを書きました。
今回は投資信託の具体的な銘柄選びについて書いてみようと思います。
一番最初は、三井住友トラスト・アセットマネジメントの「世界経済インデックスファンド」を選びました。しかしこちらの銘柄はいったん償還したため、現在は保有していません。
今積み立てを行っているものをまとめると、
・たわらノーロード先進国株式【iDeCo】
・野村つみたて外国株投信 【つみたてNISA】
・eMAXIS Slim先進国株式
となっています。
eMAXIS Slimシリーズは、それまで積み立てていた「世界経済インデックスファンド」を償還した分を今年初めからつぎ込んでいます。今の投資ペースでいけば2020年に入るころに償還分をeMAXIS Slimシリーズにまるっと移行完了する予定です。
◆基本に忠実に。「長期・積み立て・分散」
インデックス投資家の間では大原則になっているこのポイント。私はこの考え方に照らしてどこに投資するのかを決めました。
比率は世界の時価総額比率になるように心がけています。自分の保有するリスク資産が先進国:新興国:日本=8:1:1になるように目指しています。
いろいろな投資ブロガーさんのアセットアロケーションを調べてみたけど、「正解」というものはないんだなと気づくに至る。まあ、それぞれの人の収入の多さ・年齢・家族構成が異なるわけですから当然といえば当然か。
結果的に、私の頭では何が最善なのか判断がつかなかったので、とにかく分かりやすいものをと考えました。
私が調べた中には、経済学的な知識を用いてアセットアロケーションを組んだ投信ブロガーさんが、工夫したほどにはリターンが見込めなかったことや、
ずっとほったらかしていた同僚と比較したときに、自分の方がマイナスだったという話もありました。
これらの話が確かだとすれば、ベストなアセットアロケーションを組むために頭を悩ませるよりも、無理なく長く続けられるようにすることの方が重要そう。
世界の時価総額比率に設定するのは、比較的よく採用されているものらしいし、何より分かりやすい。今後、どこの国や地域が伸びるかなんてわからないから、ひとまず全世界に網を張っておくか的な発想です。
野村つみたて外国株投信は、日本を除きますが常に先進国と新興国の時価総額比率になるように運用がされます。毎月の投資額を最初に設定すれば、あとは世界の株式に分散投資することができるってすごくないですか。(最初知ったときめっちゃ感動したのは私だけだろうか)
◆銘柄を選ぶときはなるべく低コストのものを
上記のように世界中の株式に分散投資するという方針を取ったわけですが、次に問題になったのはどの銘柄にするかということでした。
投資信託は非常にたくさんの種類が販売されています。無数にある中から、何を選ぶのかというポイントとして低コストであることを重視しました。
何十年という長期間での運用をするので、その間にかかる手数料等の積み重ねは馬鹿になりません。私は高くても0.2%強の商品を運用中ですが、投資先は同じなのに手数料が1%近くにもなる商品はたくさんあります。
ですので、私は販売手数料のかからないノーロードのもので絞り、その中でも信託報酬が低いものを選びました。
低コストの商品を選ぶときにその存在を無視できないのはeMAXIS Slimシリーズでしょう。
eMAXIS Slimシリーズは常に業界最安値を目指すと掲げている商品です。実際に、ライバル会社が信託報酬を引き下げると、その水準かそれ以上にコストを下げてきています。つまり、eMAXIS Slimシリーズを購入しておけば他により低い商品が出たとしても乗り換える必要がありません。
ちなみに、eMAXIS Slimシリーズは投信ブロガーが選ぶ「ファンドオブザイヤー2018」の上位10位内に5つもランクインしている注目度の高い商品です。
…じゃあそんなにごり押しするくせに、なぜeMAXIS Slimシリーズ以外のものも保有しているのだといわれると、、それは単純に乗り換えるのが面倒だったからです。
iDeCoとつみたてNISAはeMAXIS Slimシリーズにする前から積み立てを始めていたもんで。
まあ、両者ともそれほどコストが高いものではないかなと、言ってみれば自分の許容範囲内にあるのでそのまま積み立てを続行中です。
眠くなったので今日はひとまずこれくらいに。
※投資は自己責任でお願いします